2025/11/24 15:15



内側カラーは、実は“空気感”そのもの。外側と同じくらい印象を左右します。
でも、考えすぎる必要はありません◎
要点をおさえてちょっと選べば雰囲気が変わるので、
用途や気分に合わせて楽しみながら決められます。

■1. 落ち着かせたいとき


・ベージュ … ソフトで安心感。迷ったらひとつの拠りどころ
・ねずみ(グレー) … ニュートラルで大人寄り

外側の色を強めず、全体をふわっと整える役割です。
仮に外側が濃いピンク・赤などの強め暖色でも、
内側をベージュにするだけで、一段階トーンが“大人のカラフル”に落ち着きます。

■2. 遊びたいとき


配色は難しく考えなくても大丈夫◎
最初から冒険してみるのも、少しずつ試すのもどちらもアリです。

・黄・ミント・うめピンク … 開けた瞬間の楽しさ
・赤・青 … かっこよさがプラスされる

差し色として“ギャップ”を出すのにも便利です。

▶︎ちょっとしたポイント
外側が淡色(きなり・うすピンクなど)の場合、内側の色が少しだけ表に影響します。

例:きなり×黄色=ほんのり“たまご感”
  きなり×黒=わずかにグレー寄りに見える

■3. ズバリ人気者は…


「黒白大粒ドット」は大人気。内ポケットの差し色にも相性◎です。

ただし、M~Lサイズの大きめトートで内側カラーとして使用する場合は、
面積が大きい分、開けたときに少しチカチカ感じることがあります。
その点だけご承知ください。

■4. 迷ったらこれで解決


迷ったときは、
手持ちの服の色味に寄せたり、
外側が強めなら中は落ち着かせ、外側が淡めなら中で遊ぶ、
といった調整をしてみましょう。

■最後に


“ちら見えの一瞬”で仕上がりの雰囲気が変わるので、
内布は調整役であり、ときどき主役です。

内側ひとつで、
全体の印象をいかようにも変えられる――それが内布の魔法です。

「今日は冒険してみようかな」と思える日も、選ぶ楽しさのひとつですね◎