主に使用している素材の厚み・強度について

繊維はほとんどの作品がコットン100%。

ご自宅の洗濯機でじゃぶじゃぶ洗えるものを選んでいます。

お洗濯の後は、中温のアイロンを優しくあててあげてください。


黒色生地はテカり防止にあて布をすると安全です◎

このページでは、特に「織り方」による厚みや手触りの違いを記載しています。

トートに重要な強度のご参考になさってください。

外側用

オックス

中厚の平織り素材。
縦糸と横糸を1本ずつ交互に交差させた最もシンプルな織り方で平坦です。

しっかりした織目ながら通気性もあるので、サラサラしたボタンダウンシャツなどにも使われます。


モコビンゴ "mocoBiiiiNGO" で最も多く使用しています。

▶︎フリルトートバッグ、ズレズレトートバッグ、いっぽんトートなどの外側用

ツイル

中厚の綾織り素材。斜めに走る織目が特徴的です。
平織りの生地に比べて重量は重くなります。伸縮性があり、シワもよりにくいです。

平織生地に比べて、耐久性や摩擦性能に弱いといった弱点もあります。

デニムやダンガリー、チノパンなどしっかりしたボトムスにも使われます。


▶︎フリルトートバッグのアニマル柄、ズレズレトートなど外側用の黒と薄いグレー

ナイロンオックス

はっ水加工(アクリルコーティング)のナイロンオックスは、マットで少しシャリっとした手ざわりの生地です。
光沢は控えめで、布っぽさを残しつつ、雨粒を弾くような表面感があります。

パリパリではなく、使ううちに少し柔らかくなじんでいくタイプです。

▼こんなタイプとは異なります

いわゆるブランドバッグのツヤのあるナイロンとは異なり、落ち着いたマットな風合いです。

スーパーに持っていくようなエコバッグの折りたためるナイロン素材とも違い、それよりもしっかりとしたハリがあります。

✍️はっ水加工は黒ナイロン素材のみ対応です(色生地への加工ではありません)

▶フリルトートや、その他トート等での素材変更時

内側用

シーチング

薄手の平織り素材。

目が荒いのでやわらく、素朴な風合いです。
その名の由来になっているシーツやきんちゃくなどにも使われます。

▶︎いっぽんトートバッグのハンドル部分、ズレズレトートなどの内側用

ブロード

薄手の平織り素材。

シーチングより目が詰まっているので滑らかな手触り。
パジャマやシャツ、ブラウスなどにも使われます。

▶︎いっぽんトートバッグのハンドル部分、ズレズレトートなどの内側用 

素材の個性について

モコビンゴのトートは、生地や素材の持ち味を大切にしています。
そのため、織りムラや小さなキズ、色味や質感の差などが生じることがあります。
明らかな不良は避けて制作しておりますが、制作工程中に見逃してしまう場合もあり、これらは避けられない素材の個性でもあります。
ぜひ、その一点ものの味わいとして楽しんでいただけると嬉しいです。

もし届いた際に気になる点がありましたら、お気軽にご連絡ください。誠意をもって対応いたします。

耐荷重、機能性について

モコビンゴのトートは、しっかり縫製していますが、あくまで布製です。
毎日ハードに使う方や、重たいものを日常的に運ばれる方には、よりタフな素材のバッグの方が安心かもしれません。

モコビンゴのバッグは、機能性より“ときめき”重視!
「これ持ってたら気分あがる~」って思っていただけるような、お気に入りの“相棒”として楽しんでいただけたらうれしいです。